AUTOSAR勉強3 ソフトウェアフリーランタイマ、アラーム
上記の続き。ソフトウェアフリーランタイマ、アラームについて
2.11 ソフトウェアフリーランタイマ
ソフトウェアフリーランタイマはカウンタにより実現する
タイマの初期化
- OSが直接タイマ操作を行い、GPTドライバが使用しない全てのタイマの初期化と設定を行う。
2.12 アラーム
- アラームは繰り返し処理を行うためのOSオブジェクトである
- アラームは別のOSオブジェクトであるカウンタに接続し、カウンタの駆動によって動作する
- アラームは、接続するカウンタと同一のコアに割り付けられていなければならない。
- マルチコアOSにおいては、アラームに対する処理を、アラームが所属するOSAPが割り付けられているコアにて実行する
2.12.2 アラーム満了時に実行させるアクション
- 以下の内1つのみ
- タスクの起動
- (※他のコアに割りついたタスクを起動することも可能)
- イベントのセット
- (※他のコアに割りついたタスクのイベントをセットすることも可能)
- アラームコールバックの実行
- SC1のみ。OS処理レベルで実行される
- カウンタの駆動
- タスクの起動
- これらの処理内容は、ユーザが呼び出すシステムサービスの処理内容と同じ